-
Home ▶ フローシステム事業部 ▶ ペンバーシィ
ペンバーシィ ジェットポンプ
ペンバーシィ・ジェットポンプは加圧された液体、ガス又はスチームを動力源として用い、液体、ガス、スチーム及び乾燥粒状個体のハンドリングに色々な機能を発揮します。
これらのジェットポンプは摺動部品を使用せずに、ポンピング、昇温、混合、排気、排出、真空吸引及びその他の機能が可能です。
シンプルな構造なので据え付けが簡単で、かつ特殊な構造物又は基礎は不要です。
・ペンバーシィ ジェットポンプの用途
液のポンプ移送
1.運転媒体は液体
これらのエダクター(Eductors)で油又は汚水槽、タンク、フィルター及びコンデンサーのドレン抜きができます。又、液の移送、混合、調整、溶剤抽出及び、運転媒体と移送される液体が、混合可能な時には、多くの他の用途にも使用することができます。
型式 | LL (低揚程) |
LM (中揚程) |
LH (高揚程) |
---|---|---|---|
運転媒体 | 液体 | 液体 | 液体 |
運転媒体圧力範囲 | 1〜14kg/㎠G | 1〜14kg/㎠G | 1〜14kg/㎠G |
最少運転媒体圧力 吐出ヘッド1m当り |
0.46kg/㎠/m (比重1.0) |
0.34kg/㎠/m (比重1.0) |
0.23kg/㎠/m (比重1.0) |
吐出ヘッド圧力範囲 | 〜15m | 12〜24m | 24m以上 |
吸込揚程 | 〜8.2m | 〜8.2m | 〜8.2m |
最少NPSH | 0.9m | 0.9m | 0.9m |
2.運転媒体はスチーム
これらのエジェクター(Ejectors)で液の移送、攪拌、混合、通気、循環、真空工程時に於ける液の排出、又は排気及びポンプの自吸用としても可能です。

型式 | GL (低揚程) |
GH (高揚程) |
---|---|---|
運転スチーム圧力範囲 | 4.2〜10kg/㎠G | 2.45〜10kg/㎠G |
液を15m吸い揚げる 運転スチーム圧力 |
10kg/㎠G | 5.25kg/㎠G |
吸入揚程(水温49℃まで) | 〜6m | 〜6m |
最少NPSH | 3.96m | 3.96m |
タンク内液体混合
タンク内容液の一部或いは別個の液体を運転媒体として用いるこれらの浸漬型ミキサーはタンク内容物の完全な攪拌及び混合作用を行うことができます。
本ミキサーはタンク内容液の再循環、或いはタンク内へ別個の液を添加することも可能です。
型式 | タンク循環 エダクター(CTE) |
![]() |
---|---|---|
差 圧 装置入り口/タンク圧力差 |
0.7〜7kg/㎠G | |
最大容量 全液混合 |
48.180L/m |
ガスのポンプ移送
運転媒体はスチーム、空気又は液体
これらのエクゾースター(Exhausters)は容器内のガスを除去したり、排出、排気及び自吸作業に使用する事ができます。 又、真空注入、コンデンサー空気除去、晶化、液体濃縮、脱臭、乾燥、真空濾過、蒸留及び脱気に用いられます。
![]() G及びL型 |
![]() 2NC型 |
---|---|
![]() U及びL型 |
型式 | GL型(低揚程) | FL型 | GH型(高揚程) | LM型(中揚程) | ELL型(低圧) |
---|---|---|---|---|---|
運転媒体 | スチーム・空気 | スチーム・空気 | スチーム・空気 | 液体 | 液体 |
運転媒体圧力範囲 | 4.2〜8.4kg/㎠G | 1.4〜7kg/㎠G | 1.4〜5.6kg/㎠G | 1.4〜14kg/㎠G | 1.4〜14kg/㎠G |
密閉吸込時最大真空 | 610mmHg真空 | 1143mm 水柱 | 597mmHg真空 | 736mmHg真空 | 736mmHg真空 |
機 能 | 排気/排出/呼び水 | 排気/排出/呼び水 | 排気/排出/呼び水 | 排気/排出/呼び水 | 排気/排出/呼び水 |
型式 | U型 | L型 | 2NC型 |
---|---|---|---|
運転媒体 | スチーム | スチーム | スチーム |
運転媒体圧力範囲 | 5.6〜14kg/㎠G | 5.6〜14kg/㎠G | 7〜14kg/㎠G |
適用範囲 | 457〜610mmHg | 610〜685mmHg | 685〜749mmHg |
機 能 | 排気/排出 | 排気/排出 | 排気/排出 |
タンク内加熱
スチームを運転媒体としてタンク内を加熱・循環させる事ができます。
型式 | 無 騒 音 水用ヒーター(NWH) |
タンク内循環用 エダクター(CTE) |
XL-32 ヒーター |
RJ ヒーター |
---|---|---|---|---|
運転スチーム圧 | 〜8.4kg/㎠G | 〜9.8kg/㎠G | 〜9.8kg/㎠G | 〜16kg/㎠G |
最大上昇水温差(△T) | 〜48.9℃ | 〜48.9℃ | 〜48.9℃ | 〜48.9℃ |
最終タンク内温度 | 〜71℃ | 〜71℃ | 〜71℃ | 〜76℃ |
![]() NWH型 |
![]() CTE型 |
![]() XL-32型 |
配管内液昇温
液体を運転媒体として用い、スチームを吸込み熱源として用います。
これらインライン用エジェクター型ヒーターは洗浄液循環に必要な熱源と、作動圧を供給して、高温スプレー、水及びスラリーの昇温、熱交換、蒸解等に使用されます。
スチームリングヒーター(SRH)、低圧力損失型インライン用ヒーターは単独に、或いはパッケージ型自動液体加熱装置(FSH)の高製品として使用されます。
これらインライン用エジェクター型ヒーターは洗浄液循環に必要な熱源と、作動圧を供給して、高温スプレー、水及びスラリーの昇温、熱交換、蒸解等に使用されます。
スチームリングヒーター(SRH)、低圧力損失型インライン用ヒーターは単独に、或いはパッケージ型自動液体加熱装置(FSH)の高製品として使用されます。
型式 | ELL型(低圧) スチーム |
HLM型(高圧) スチーム |
RJ 低圧力損失 |
FHS型 (液体昇温装置) |
---|---|---|---|---|
吸込スチーム圧力 | 3.2kg/㎠G | 8.4kg/㎠G | 10kg/㎠G | 10kg/㎠G |
最大上昇水温差(△T) | 〜83℃ | 〜102℃ | 〜93.3℃ | 〜93.3℃ |
最大容量 | 18900 ℓ/m | 18900 ℓ/m | 2650 ℓ/m | 2650 ℓ/m |
![]() ELL,LM,HLM型 |
![]() FHS型 液体昇温装置 |
![]() SRH型 |